校長 荒井範夫

本校は昭和30年に准看護師育成を目的に設立された養成所です。その規模こそ一学年25名と小さ目ではありますが、これでもそれまでに1330名の卒業生を地域に輩出してまいりました。

これからも本校の教育理念にある「ぬくもりのある医療・看護を提供できる豊かな人間性をはぐくみ、地域社会に貢献できる准看護師を育成する」ことに全力を尽くしていきたいと考えております。

准看護学校について「働きながら学ぶ」というイメージを持っている人も多いかと思います。確かに「午前中は働き、午後は学ぶ」スタイルをとる学生が多くいることも事実です。これには経済的負担を軽減したい、または医療現場に少しでも携わることで経験値を高めておきたいといった理由が有るようです。逆に学業(資格取得)に専念したいといった学生もいます。(どこかの病院に所属していなければいけないという事は有りません。)准看護師免許取得を目指すために、自らの望むスタイルで二年間を過ごすことが出来るのも、1つのメリットではないかと考えております。

ボランティアや家族の病気を通じて看護に関心を持っている方はいませんか。「社会に出たいけれど、今の仕事にやりがいが感じられない」と思っている人はいませんか。「看護はやってみたいけど、女性の仕事」と誤った考えを持っている人はいませんか。一度連絡してみてください。

私自身、本校の卒業生であり、看護師です。
同じ道を目指し共に歩んでみませんか。
みなさんの目指す道を支援できる日が来るのを楽しみにしています。